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安全なドッグフードの選び方はコツを知れば簡単です!

【初めての方必見】安全なドッグフードの選び方をご紹介します
【初めての方必見】安全なドッグフードの選び方をご紹介します
ワンコ見出し

安全なドッグフードの選び方は簡単です

犬を飼う際に一度は悩むのが「安全なドッグフード選び」でしょう。

「ワンちゃんに良いご飯を食べさせたい」「今のドッグフードは大丈夫かな?」など、色々な思いがあるかと思いますが安心してください。

ドッグフードの選び方には基本的な3つのポイントがあり、それほど難しい事ではありません!

この3つのポイントを知っていれば、基本的にはドッグフード選びは問題はありません。

ただし、「より良いドッグフードを愛犬の為に・・・」とこだわっていくと、確認するポイントが増えていきます。

ですので、まずは「1.安全なドッグフードを選ぶ為の基本的な3つのポイント」をご紹介した後に、「2.より良いドッグフードを選ぶ方法」と「3.ドッグフード選びに関するQ&A」をご紹介します。

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安全なドッグフードを選ぶ為の3つのポイント

安全なドッグフードを選ぶ為の3つのポイント

まず、「安全なドッグフードを選ぶ為の基本的な3つのポイント」とは次の通りです。

ドッグフード選び
3つの基本ポイント

  • 総合栄養食を選ぶ
  • ライフステージに合わせる
  • アレルギーを確認する

ドッグフードの選び方と聞くと、「原材料・添加物の見分け方」や「食いつきの良いのは?」、「ドライorウェット?」、「無添加やグルテンフリー?」などなど、愛犬の健康の為にも色々と知っていおいた方がいいかと思うかもしれません。

ですが、ドッグフード選びでは「愛犬の好みと体質にあうドッグフードかどうか」という点が非常に大切です。

原材料や添加物の見方などは「愛犬にとってよりベターと思われるドッグフードを選ぶための要素」であり、ワンちゃんの好みと体質に合っていれば市販の安価なドッグフードでも、食いつきや健康面に大きな問題はありません。

ただし、上記リストに挙げた3点についてだけは「愛犬の好みと体質にあうドッグフードかどうか」関係なく、絶対に守らなければならないポイントです。

この3点はきちんと守らなければワンちゃんの健康状態はどんどん悪くなり、健康的に長生きは難しくなっていきます!

では、各種選び方の基本ポイントについて詳しくご紹介します。

1:総合栄養食を選ぶ

総合栄養食を選ぶ

ドッグフードは「一般食」や「間食(おやつ)」など主に5種類の目的に分ける事ができますが、主食としてのドッグフードには必ず「総合栄養食」の記載があるものを選びましょう。

では、ドッグフードにはどのような目的(種類)があるかご紹介します。

ドッグフード
目的(種類)の一覧

  • 総合栄養食:このフードと水をあげれば健康が維持できるドッグフード
  • 一般食・副食:総合栄養食に混ぜて与えるおかずのようなドッグフード
  • 間食・スナック:いわゆる「ワンちゃんのおやつ」の事
  • 療法食:特定の疾患による食事療法の際に与える食事
  • 栄養補完食:いわゆる「サプリ」の事

犬にとっても健康でいるためには栄養バランスは非常に大切で、毎日の食事で総合栄養食以外を与え続けているとワンちゃんの栄養素が不足し、体調悪化の原因や寿命の低下にもつながります

必要な栄養素の量というのは日本の場合「AAFCO(米国飼料検査官協会)」で公表されている数値を参考にしています。(以下タップ(クリック)すると数値が表示されます)

AAFCO 栄養基準に基づく成分分析一覧表
栄養素 単位 幼犬用基準 成犬用基準
●タンパク % 22.5以上 18.0以上
アルギニン % 1.0以上 0.51以上
ヒスチジン % 0.44以上 0.19以上
イソロイシン % 0.71以上 0.38以上
ロイシン % 1.29以上 0.68以上
リジン % 0.90以上 0.63以上
メチオニン+シスチン % 0.70以上 0.65以上
フェニルアラニン+チロシン % 1.30以上 0.74以上
トレオニン % 1.04以上 0.48以上
トリプトファン % 0.20以上 0.16以上
バリン % 0.68以上 0.49以上
●脂肪 % 8.5以上 5.5以上
リノール酸 % 1.3以上 1.1以上
●ミネラル
カルシウム % 1.2~1.8 0.5~1.8
リン % 1.0~1.6 0.5~1.6
カルシウム:リンの比率 1:1~2:1 1:1~2:1 1.7:1
カリウム % 0.6以上 0.6以上
ナトリウム % 0.3以上 0.08以上
塩化物 % 0.45以上 0.12以上
マグネシウム % 0.06以上 0.06以上
mg/kg 88以上 40以上
mg/kg 12.4以上 7.3以上
マンガン mg/kg 7.2以上 5.0以上
亜鉛 mg/kg 100以上 80以上
ヨウ素 mg/kg 1.0~11 1.0~11
セレン mg/kg 0.35~2 0.35~2
●ビタミン・その他
ビタミンA IU/kg 5000~250000 5000~250000
ビタミンD IU/kg 500~3000 500~3000
ビタミンE IU/kg 50以上 50以上
チアミン(ビタミンB1) mg/kg 2.25以上 2.25以上
リボフラビン(ビタミンB2) mg/kg 5.2以上 5.2以上
パントテン酸(ビタミンB5) mg/kg 12以上 12以上
ナイアシン(ビタミンB3) mg/kg 13.6以上 13.6以上
ビタミンB6 mg/kg 1.5以上 1.5以上
葉酸 mg/kg 0.216以上 0.216以上
ビタミンB12 mg/kg 0.028以上 0.028以上
コリン mg/kg 1360以上 1360以上

一般食やおやつを通常食として食べさせていると高カロリーで栄養素も偏ってしまうので、現在与えているドッグフードが総合栄養食と記載があるかは確認しておきましょう。

特に「一般食・副食」で缶詰タイプのものは気づかずに主食として食べさせている事もあるので注意が必要です。

2:ライフステージに合わせる

ライフステージに合わせる

ライフステージとは犬の成長段階の事で、主に「幼犬(子犬)」「成犬」「シニア犬(老犬)」の3種に分類されます。

犬種(サイズ)によって成長速度が異なるので、ライフステージの期間も犬種によって異なりますが、特に重要なのは「幼犬に該当するかどうか」という点です。

犬種(サイズ)別ライフステージ目安表
犬種 幼犬 成犬 老犬(シニア犬)
小型犬 0~10ヶ月 10ヶ月~8歳 8歳~
中型犬 0~12ヶ月(1歳) 12ヶ月(1歳)~6歳 6歳~
大型犬 0~16ヶ月(1歳半) 0~16ヶ月(1歳半)~5歳 5歳~

犬は半年以内に成犬時体重の50%以上を超え、幼犬(子犬)の時期にほとんどの成長を終えます。

人間と比べて成長速度が遥かに早い事から幼犬(子犬)時代には集中して栄養が必要になるので、幼犬時代と成犬以降では前述の「AAFCO(米国飼料検査官協会)」が定める栄養素の数値も異なっています。

ですので、幼犬時代に成犬用のドッグフードを選んでしまうと栄養素が足りず、満足のいく成長ができない可能性があるのです。

その為、幼犬時代には「子犬用」や「幼犬用」、「全年齢(オールステージ)」といった記載のあるドッグフードをきちんと選ぶようにしましょう。

成犬以降はそこまで気にする必要はありませんが、シニア犬(老犬)以降は運動量の低下に伴って必要な栄養素が変わってきますので、ワンちゃんの体調等に合わせてドッグフードを変更するようにしましょう。

実際に飼い主がワンちゃんの加齢による体調変化を感じるのはシニア犬の年齢になってから3~4年程度経過した時期で、細分化すると「高齢期」と呼ばれる時期からが多くなっています。

ですが、上記表の「シニア犬」の年齢から体調の変化は始まっていきますので、「食いつきが悪くなった」や「運動量が下がってきた」といった愛犬の加齢からくる体調の変化を確認しながら、ドッグフードの変更も検討するとよいでしょう。

3:アレルギーを確認する

アレルギーを確認する

3つ目がワンちゃんにとってのアレルギゲン食材が含まれているかどうかの確認です。

ワンちゃんも食べ物を原因としたアレルギーには注意が必要で、アレルギー食材を食べると主にかゆみや炎症といった皮膚疾患や下痢をはじめとした消化器系疾患が主に発症します。

アレルゲンとなる食物は「肉類(鶏肉・牛肉・豚肉)」「卵」乳製品」「穀類(小麦・とうもろこし・大豆)」といった、主にたんぱく質が豊富に含まれる食材ですが、危険性の高い食品添加物などもアレルゲンに影響があるともいわれています。

もし、「下痢が止まらない」や「皮膚が赤くなるほどいつも体を掻いている」といったアレルギーの兆候が見られるのであれば「体毛を郵送するだけ」でアレルギー検査もできるので、愛犬のアレルゲンを特定しておくことをおすすめします。

痒みが酷ければ満足な睡眠がとれなかったりとワンちゃんにストレスが溜まり、心身ともに悪影響を及ぼし、つらい思いをさせる事になってしまいます。

結局どういったドッグフードを購入すればいい?

結局どういったドッグフードを購入すればいい?

大手業者が販売している市販の安いドッグフードは危険な添加物がいっぱいで栄養素も低く、原材料自体も悪く、まるで毒物のようなドッグフードを食べさせているような紹介も見られます。

ですが、総合栄養食として販売されていれば一定の基準に沿って栄養素や原材料(添加物)も調整されていますので、与えてはいけないドッグフードというわけではありません。

ですので、「1.総合栄養食」「2.ライフステージ」「3.アレルゲン」の3点が守られているドッグフードを選べば問題はないと考えて大丈夫です。

ただし、ワンちゃんの引取直後は以前の場所で食べさせていたドッグフードを選ぶ事をおすすめします。

急な環境の変化はワンちゃんにとっても強い不安とストレスで、食事も急に変わると一切食事を食べなくなる可能性があるからです。

飼っているワンちゃんのドッグフードを変更しようとしている場合は、あなたの愛犬の好みや体質にあったドッグフードなのかどうかが大切なので、こればっかりは一度食べさせて確認しないと分かりません。

当サイトでは原材料や成分データを分析し、サイト制作者達が愛犬に実際食べさせているおすすめのドッグフードも紹介していますので、そちらも紹介しておきますので是非参考にしてください。

おすすめドッグフード01:モグワン

モグワン商品画像

当サイトの制作者が継続して愛犬に食べさせているおすすめドッグフードです。ネットでも良く紹介されていて、ケツメイシがCMソングを歌った事でも一時は話題でした。モグワンを食べさせて食いつきや体調はもちろんの事、毛並や毛艶も良好ですのでおすすめです!

おすすめドッグフード02:アーテミス

アーテミス商品画像

アーテミスは世界25か国にてブリーダーからの人気も高く、ロサンゼルスを始めとしたアメリカ各地にて警察犬や軍用犬の指定食にもなっているドッグフードです。成分値・原材料共にデータは非常に優れながら、健康効果も重視されたドッグフードで大袋で購入すると価格も大きく下げる事ができるので、プレミアムドッグフードの中でもお求めやすくなっています。

おすすめドッグフード03:カナガン

カナガンの商品画像

カナガンは当サイトに協力してくれている方が食べさせているドッグフードで、高たんぱくな成分とこだわりの原材料が売りのドッグフードです。カナガンをおすすめする理由は「ワンちゃんの体質と好みにマッチしている事」が大きいですが、成分や原材料を見ても十分に優秀なドッグフードですよ。

おすすめドッグフード04:ロータス

ロータス商品画像

当サイトに協力してくれている方が愛犬に食べさせているドッグフードで、私が色々とお世話になっていた(元)ペットブリーダーの方もおすすめしていたドッグフードです。オーブンベイクド製法という他のドッグフードとは異なる製法で特徴的なドッグフードです。

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より良いドッグフードの選び方について

より良いドッグフードの選び方について

では、ここからあなたの大切なワンちゃんにとってよりベターなドッグフードの選び方をご紹介していきます。

ここまでは、好みと体質に合っていれば健康なワンちゃんには「総合栄養食」と記載のあるドッグフードを選べば大丈夫だと説明していました。

しかし、安全基準を超えたドッグフードの中でも質の違いはあり、例え成分表がほぼ同じ二つのドッグフードがあったとしても質自体は全く異なるでしょう。

その大きな理由が原材料の違いです。

栄養素は添加物によって調整も可能ですし、犬にとって重要な栄養素の一つであるタンパク質の数値が同じでも動物性タンパク質か植物性タンパク質なのかは分かりません。(犬の体質や必須アミノ酸の関係からタンパク質は動物性の方が良いと言われています)

また、動物性たんぱく質が同じように豊富に含まれていても、使用されているお肉が4Dミートと呼ばれるような極めて質の低いお肉なのかどうかでもドッグフードの質は変わってきます。

あなたがどこまでこだわるかにもよりますが、愛犬にとってより良いドッグフードを選ぶための基準や見分け方を分かりやすくまとめてご紹介します!

より良いドッグフードを
選ぶための3つの確認ポイント

  • 1.成分表(栄養素)を確認する
  • 2.第一原材料を確認する
  • 3.原材料(添加物)を確認する

より良いドッグフードの選び方としては上記3つのポイントを確認して判断しましょう。各ポイントの判断基準についても詳しくご紹介していきます。

栄養素を確認する

栄養素を確認する

前述でご紹介した「AAFCO」の成分基準値はあくまでも総合栄養食を製造するメーカーが基準とする値で、より良いドッグフードを選ぶ場合は成分表数値を上回るかどうかを参考にして選ぶとよいでしょう。

推奨成分数値一覧
成分 目標数値
粗タンパク質 24%以上
脂質 10%以上

確認するの栄養素はこの二つだけで大丈夫です。

健康なワンちゃん用の良いとされるドッグフードは概ね上記の数字を超えた成分かどうかが基準となっている傾向が強いためです。

また、高級なドッグフードは「高たんぱく質」を売りにしている事も多い事から、粗タンパク質の数値が高いほど良いと考えられる方もいますが、一概にそういうわけでもありません。

犬にとってタンパク質はとても大切な栄養素ですが、人間同様に犬にとっても栄養バランスが大切ですので、タンパク質の数字の高さだけで判断する事はあまりおすすめしません。

第一原材料を確認する

第一原材料を確認する

第一原材料とは画像のような原材料の最初に記載されている材料で最も多く使用されている材料の事です。

画像のようにこの第一原材料が「チキン(鶏肉)」や「鹿肉」、「サーモン」のようにどういったお肉なのかきちんと明記されているドッグフードがベストです。

理由は、犬にとっては植物性よりも動物性たんぱく質の方が栄養の消化吸収が良く、必須アミノ酸も揃っているため犬の体質的にも良いからです。

米や小麦、トウモロコシなどの「穀類」が第一原材料ならダメかというと、犬は雑食性ですので問題はありません。

ですが、「穀類(トウモロコシ、小麦粉、コーングルテンミール、フスマ、パン粉、コーングルテンフィード等)」のように、第一原材料に使用している穀類の種類が明らかに多い場合は、穀類を中心に栄養を補おうとしていたり、カサ増しをしている可能性もがあるのであまりおすすめはしません。

また、第一原材料がお肉であっても「肉類(チキン等)」や「○○ミール」のように、使用している原材料が曖昧なドッグフードも当サイトでは警戒するようにしています。

(○○ミールについては後述のQ&Aや原材料でも説明していますが、必ずしも悪い原材料というわけではありません)

3.原材料表記を確認する

前述の「第一原材料を確認する方法」と少し内容が被りますが、ドッグフードの原材料表記は次の3点を確認する方法がおすすめです。

確認すべき
ドッグフードの原材料表記

  • 肉(動物性たんぱく質)の使用率
  • 曖昧な原材料表記の使用率
  • 危険(無駄)な添加物

原材料の確認については諸説は色々とありますが、ペット看護師やペット講師、獣医の方にも協力してもらい、情報収集もした結果、当サイトでは上記3点を確認する方法をおすすめしています。

「4Dミートといった粗悪な原材料かどうかチェック」「穀類の未使用(グレインフリーやグルテンフリー)をチェック!」「無添加(オーガニック)かどうかをチェック!」といった内容を見た事があるかもしれませんが、この点に関しては後述のQ&Aでもご説明しています。

では、各項目について詳しくご紹介します。

1.肉(動物性たんぱく質)の使用率

原材料表記の上位5~10種類位を確認してみて肉(動物性たんぱく質)の表記が明らかに少ないと要注意と思いましょう。

第一原材料が穀類だとしても、「穀類(・・・等)」という表記ではなかったり、第2原材料から肉類が続くならばとりあえず大丈夫と判断できます。

2.曖昧・不要原材料の使用率

成分や原材料を分析し、良いと思えるドッグフードに共通して言える事は「原材料をはっきりと表記している事」と「不要な原材料を使用していない事」です。

では、「曖昧な表記の原材料」とは何かというと、原材料自体の品質が良く分からない不透明な原材料です。

そして、不要な原材料とは主に「かさ増し」の目的が強いとされる原材料などで、総合栄養食のドッグフードには本来不要だと言われている原材料です。

次の表に警戒すべき代表的な原材料をまとめましたのでご確認ください。

曖昧な原材料一覧

○○類(○○等)、ミートミール、家禽ミール、○○エキス全般(チキンエキスなど)、○○パウダー(チキンレバーパウダーなど)、○○粉(豚肉粉など)、○○抽出物、動物性油脂、植物性油脂

不要な原材料一覧

トウモロコシ粉、大豆ミール(大豆油カス)、脱脂大豆、パン粉、ホミニーフィード、砂糖、糖類

こちらの曖昧な原材料については一つでも入っていたらダメだというわけではなく、成分表を見て「○○ミール、○○エキス、動物性油脂、パン粉などが結構含まれているな」と感じれば要注意と思いましょう。

ですので、「チキンミール」という表記があるだけでこれはダメなドッグフード!というわけではなく、肉類(ミートミール、チキンミール、チキンレバーパウダー)というように表記多ければ他に怪しい表記がないかを確認しましょう。

ただし、「○○類」や「○○類(○○等)」のように、内容について「等」でまとめている表記が確認できた場合は、それだけで要注意です。(○○類という表記でも内容がきちんと記載されていればOKです)

その理由は、良い原材料であればわざわざ「等」という表記でまとめる理由が全くないからです。

曖昧な原材料の使用率の判断に関してはむずかしそうかもしれませんが、当サイトではその点も確認した上で紹介していますので、自分で確認せずともそちらを参考にしてもらえば大丈夫です。

3.危険(無駄)な添加物の確認

添加物の確認に関しては次の項目を参考に確認すればOKです。

要確認すべき添加物の一覧

BHA(ブチルヒドロキシアニソール/酸化防止剤)、BHT(ジブチルヒドロキシトルエン/酸化防止剤)、エトキシキン(酸化防止剤)、亜硝酸ナトリウム(発色剤)、プロピレングリコール(保湿剤)、セレン化合物、ソルビトール、グリシリジン・アンモニエート、〇色〇号(着色料)、酸化鉄(着色料)、二酸化チタン(着色料)、香料

この添加物に関しても、「どれかが使用されていたらそれだけでダメ!」というわけでなく、「1.肉(動物性たんぱく質)の使用率」や「2.曖昧な原材料の使用率」も考慮したうえで判断しましょう。

ただし、〇色〇号(赤色102号)など着色料が使用されているドッグフードはそれだけで要注意です。

犬は色彩の識別能力が実は低く、美味しさを感じる要素は「香り・食感・味」なので犬にとって着色料を使用する理由は全くないからです。

おまけ.人によって意見が分かれる原材料と添加物

ドッグフードの原材料や添加物の中には、人によって危険かどうかの判断が異なるものもありますので、こちらでまとめて紹介しておきます。ですが、こちらについては神経質に考えなくてもよいかと思います。

判断の分かれる原材料一覧

小麦、小麦粉、小麦胚芽粉、小麦ふすま、小麦蛋白、コーングルテン、コーングルテンフィード、コーンブラン、大豆粉、中白糠、ふすま、でんぷん類、ビートパルプ

判断の分かれる添加物一覧

エリソルビン酸、エリソルビン酸ナトリウム、ソルビン酸カリウム、グリセリン、カラギナン、グリセリン脂肪酸エステル


原材料表記については以上の事を気にしながら確認すれば、よりベターなドッグフードかどうかの判断ができるようになります。

ですが、自分自信でドッグフードの良し悪しがある程度分かるようになると、更にドッグフード選びには悩むようになると思います。

当サイトでも多くのドッグフードを紹介していますが、自分で成分表や原材料の表記を確認してみると良いと感じるドッグフードはかなり見つかるからです。

なので、当サイトでは実際に食べさせているドッグフードをおすすめとしてピックアップして紹介しています。

もし、ドッグフードはどれを試そうか悩んでいるのであれば、当サイトのおすすめドッグフードを是非参考にしてください。

また、「○○ミールの危険性について」などドッグフードについて調べると感じる疑問についても後述でQ&A形式で説明していますので参考にしてください。

おすすめドッグフード01:モグワン

モグワン商品画像

当サイトの制作者が継続して愛犬に食べさせているおすすめドッグフードです。ネットでも良く紹介されていて、ケツメイシがCMソングを歌った事でも一時は話題でした。モグワンを食べさせて食いつきや体調はもちろんの事、毛並や毛艶も良好ですのでおすすめです!

おすすめドッグフード02:アーテミス

アーテミス商品画像

アーテミスは世界25か国にてブリーダーからの人気も高く、ロサンゼルスを始めとしたアメリカ各地にて警察犬や軍用犬の指定食にもなっているドッグフードです。成分値・原材料共にデータは非常に優れながら、健康効果も重視されたドッグフードで大袋で購入すると価格も大きく下げる事ができるので、プレミアムドッグフードの中でもお求めやすくなっています。

おすすめドッグフード03:カナガン

カナガンの商品画像

カナガンは当サイトに協力してくれている方が食べさせているドッグフードで、高たんぱくな成分とこだわりの原材料が売りのドッグフードです。カナガンをおすすめする理由は「ワンちゃんの体質と好みにマッチしている事」が大きいですが、成分や原材料を見ても十分に優秀なドッグフードですよ。

おすすめドッグフード04:ロータス

ロータス商品画像

当サイトに協力してくれている方が愛犬に食べさせているドッグフードで、私が色々とお世話になっていた(元)ペットブリーダーの方もおすすめしていたドッグフードです。オーブンベイクド製法という他のドッグフードとは異なる製法で特徴的なドッグフードです。

ワンコ見出し

ドッグフード選びに関するQ&A

ドッグフード選びに関するQ&A

ここではドッグフードの選び方における様々な調査の上で、疑問を感じ調べた事をQ&A形式で紹介していきます。

ワンちゃんのドッグフードについて調べていると1度は感じるであろう疑問について次の通り集めましたので、ぜひ参考にしてください。

1.「ドライ」と「ウェット」ならどっちがおすすめ?

ドッグフードは水分量の違いにより主に「ドライ」<「ソフトドライ」<「セミモイスト」<「ウェット」の4種類に分けられます。

この中でどれがおすすめかというと、愛犬の体質や好み次第ですのでどれでも構いませんので、特にこだわりがなければまずはドライフードを選べば大丈夫です。

ただし、犬自体がウェットフード寄りの方が嗜好性が高いので、「ドライフードを食べなくて困っている」といった場合はウェット寄りのフードを与えても良いでしょう。

2.ドッグフードより手作りフードの方がいいの?

ワンちゃんの体質・好みに合えば食事はどちらでもよいです。

しかし、手作りフードをあげるのであれば愛犬の為にきちんとフードを考えて、栄養管理にもきちんと気にしてあげる必要がありますので、これらに自信がなければドッグフードの方がおすすめです。

一方、手作りフードはどういう食材を使用しているかなど原材料の品質が自分で把握できるので、気にされる方にとってはその点が大きなメリットです。

3.「グルテンフリー」を選ぶべき?

麦類に対するアレルギーでなければそこまで気にしなくても大丈夫です。

グルテンとは小麦やライ麦など麦類を摂取することで生成されるタンパク質の事で、グルテンフリーとは麦類が使用されていないドッグフードを指します。

ただし、グルテン(小麦)は犬にとってアレルゲンとなる確率が高いので、ドッグフードを選ぶ際には気にしてあげるとよいでしょう。

4.「グレインフリー」を選ぶべき?

穀類やグルテン(小麦)に対するアレルギーでなければそこまで気にする必要はありません。

グレインとは「米、小麦、とうもろこし、オーツ麦(オートミール)」など穀類全般の事を指し、グレインフリーとは穀類を使用していないドッグフードの事を指します。

つまり、グレインフリーであればグルテンフリーでもあるという事です。

「犬の遺伝子は狼に近く、肉食寄りの雑食性動物なので穀類の消化吸収には向かない!」という理由からグレインフリーのドッグフードを推奨する情報もありますが、あなたのワンちゃんの体質次第です。

総合栄養食を食べさせていればグレインフリーにこだわらなくても栄養素自体は基本問題ありません。

ただし、犬にとっては穀類に含まれる植物性たんぱく質よりも肉類に含まれる動物性たんぱく質の方が必須アミノ酸や栄養素の消化吸収観点からも好まれるので、メイン食材(第一原材料)はチキンといった肉類を使用しているドッグフードの方が良いとされています。

5.無添加表記のドッグフードなら安心?

「無添加」という表記があっても添加物は確認しましょう

分かりやすい例を挙げますと、「BHA」と「BHT」という使用量が法律でも制限された人工添加物が入ったドッグフードは無添加表記が可能でしょうか?

答えは、無添加表記は可能です!

無添加というと添加物が一切入っていないドッグフードかと思うかもしれませんが、そういうわけではありません。

添加物とは保存料・着色料・香料に分類されますが、これらの内どれか一種類でも人工添加物を使用してなければ無添加という表記は可能なのです。

ちなみに、「完全無添加」や「100%無添加」という表記の場合でも人工添加物は入っていませんが、天然由来の無害な添加物は入っています。

6.オーガニックのドッグフードはおすすめ?

人それぞれですので、特に気にする必要なし。

個人的にはドッグフードは成分や原材料の表記で判断するので、オーガニックにはあまりこだわっていません。

もしオーガニックのドッグフードを購入しようと考えている方は、きちんと世界各国にある「オーガニック認証機関」から認証を受けているドッグフードなのか表記を確認しましょう。

「オーガニックな食材を使用!」のように記載があっても認証を受けているドッグフードでなければそれは自称オーガニックドッグフードとなります。

7.ヒューマングレードを選んだ方がいいの?

その必要は特にありません。

ヒューマングレードとは「人間用の食品と同じ品質・衛生基準・管理基準でつくられ、人間が食べても問題ない品質のドッグフード」という意味合いで使用されているようです。

このヒューマングレードという法的な定義がなく、審査機関による認定基準などもないので、「人間も食べられる高品質なドッグフード」と感じさせるための造語です。

ヒューマングレード表記をする自信があるドッグフードであれば品質自体悪くないと思いますが、やはり基準が無いので自分で成分表や原材料を確認して判断する事をおすすめします。

8.プレミアムドッグフードはおすすめ?

「プレミアムドッグフードです!」と名乗っていたり、紹介されていても成分表や原材料を確認して判断しましょう。

価格設定が高めで、良いとされるドッグフードの事をプレミアムドッグフードと呼バレているイメージですが、ヒューマングレードと同様に定義や基準がない造語です。

9.ミートミールといった「○○ミール」は危険なの?

まず、○○ミールとは「○○に該当する動物や鳥類の特定部位を除いた部分を粉々にした肉粉」の事です

ドッグフードを選ぶ基準について調べると、まず目にするのが「ミートミール」や「チキンミール」など「○○ミールの危険性について」目にすることがあると思います。

これについては、「好ましいとは言いきれませんが危険とも言い切れない原材料」、危険性の大きさは人の考え方次第と言えるのが現状です。

実際、○○ミールが含まれたドッグフードは多く出回っていますが、食べさせる事でワンちゃんの体調が著しく悪くなるような粗悪なドッグフードという事はありません。

しかし、○○ミールの製造に関する定義や基準がとても曖昧で品質が一定ではない事から、「少しでも良いドッグフードを・・・」とこだわる方にとっては警戒される原材料とも言えるのです。

○○ミールについては複雑ですので、更に詳しく説明します。

まず、○○ミールは主に次の3種類の表記が良く見られます。

○○ミール
3つの種類について

  • 1.ミートミール・・・複数の哺乳動物の肉粉
  • 2.家禽ミール・・・複数の鳥類の肉粉
  • 3.○○ミール・・・○○に入る名前の動物の肉粉(チキンミールやポークミールなど)

ここからは、ミートミールを例に挙げて説明します。

AAFCO(米国飼料検査官協会)が定めるミートミールの定義を要約すると「血液・毛・ひづめ・角・胃などの内容物・糞などの排せつ物を取り除いた哺乳動物の脂肪を溶かし精製して油脂にした(レンダリング)あとにできる肉粉」の事を指します。

しかし、原材料となる動物の状態については特に明記がないので、粗悪な肉である「4Dミート(死骸・病気・瀕死・障害)」を使用している可能性があるという事なのです。

要は、AAFCO基準に則したミートミールは「糞尿や血液、角といった好ましくない部位」は含んでいないが、原料となる哺乳動物の種類や状態は特に問わないと言えるのです。

ここで大きな問題として、「AAFCOは検査機関ではなく上記のような基準をミートミールに定めているだけ」ですので、ミートミールには「血液・毛・ひづめ・角・胃などの内容物・糞などの排せつ物」が本当に含まれていないという保証はありません。

他のミールでも同様に、家禽ミール(鳥類)の場合も羽、内臓といった部位は含んでないと定義されていますが、本当にAAFCOの定めたルールに則ってミールが作られているかという保証はありません。

このように、「○○ミール」は原材料となる動物品質の基準から使用される部位の基準に厳密な決まりがなく、どう作られたかも不透明なので「○○ミール」という原材料に関しては否定的な意見が多く見受けられるのです。

更に、「1.ミートミール」と「2.家禽ミール」は原材料となる動物の種類すらも不透明なので、より否定的な原材料とされているのです。

では、こういった○○ミール(肉粉)が絶対にダメなのかというと、そんなことはありません。

きちんとした過程で生産された○○ミールであれば、動物性たんぱく質といった必要な栄養素が含まれていますし、生肉よりも製造コストは大きく下がり保存もきく原材料ですので、ドッグフードにはとても優秀な原材料と言えるでしょう。

ただし、ドッグフードに含まれている「○○ミール」がどのような品質のものが使用されているのかは成分表などからは判断できませんので、その点はドッグフードメーカーを信用するか、自分なりに判断するしかありません。

当サイトでは「全てのミールがダメ!」と判断するのではなく、ドッグフードに使用されている全ての原材料全般からミールを含めた曖昧な原材料の使用率などを総合的に判断して、ドッグフードを評価しています。

10.ドッグフードの「家禽副産物」や「肉副産物」について

○○ミールに続きドッグフードについて調べると出てくるのが、肉副産物や家禽副産物が危険という内容です。

結論から言うと、「家禽副産物」や「肉副産物」といった「○○副産物」の表記があるドッグフードは正直おすすめはできません。

その理由は、上記の「○○ミール」と比べても「○○副産物」は更に曖昧な原材料だからです。

実際、「○○ミール」とは違い「○○副産物」という表記は市販も含めた一般的に流通している安価なドッグフードにもほぼ表記されていません。

では、○○副産物について詳しくご説明します

まず、「家禽副産物」や「肉副産物」とは鳥類や哺乳動物の肉以外の部位全般を指します。

つまり、栄養が豊富な「モツ・ハツ・ハート・レバー」といったホルモン部位や骨など動物の大部分を指すのですが、ドッグフードに使用される部位はここから更に選別されます。

例えば上記のホルモンのような可食部は人間用の食肉に加工されたり、革部分は革製品として加工されます。

他にも使用できる部位を取り分けて残った部分が「肉副産物」としてドッグフードに加工されて使用されます。

人間が通常食べない部位(例えば鳥類のクチバシやトサカ、胃袋など)というだけで、栄養素が豊富に含まれている部位もあるので「家禽副産物」や「肉副産物」のすべてが悪いわけではありません。

ですが、「家禽副産物」や「肉副産物」という表記だけでは原材料となった動物の状態についても使用されている部位も全く分からず、非常に曖昧な表記なので、極力避けた方が良い原材料だと考えています。

11.4Dミートが使用されているか見分けられる?

パッケージからはまず無理です。

「販売元が怪しいメーカー」や「謳い文句の割に異常なほど安い」など明らかに怪しいドッグフードかどうかで判断するしかありません。

例えば、

第1原料:肉類(チキンミール、ミートミール、ポークミール等)
粗タンパク質:32%
価格:5kg1000円
謳い文句:良質なたんぱく質を豊富に含んだワンちゃんの健康を徹底的に追求したドッグフードを赤字覚悟のこの価格でお届けします!
販売会社:愛犬の為のドッグフード株式会社

極端な例ですが、もしもこんなドッグフードがあれば4Dミートはまず疑います。

12.大型犬用とか小型犬用とかの違いって?

ドッグフードの粒の大きさが違います。

大型犬と小型犬では口のサイズが異なる為、粒のサイズが違うと食べ応えがなかったり食べづらかったりします。

ですので、大型犬用を小型犬に挙げても大丈夫ですし、逆も大丈夫ですが、あなたのワンちゃんが食べやすいサイズを挙げる事をおすすめします。

13.「チワワ用」とか専用ドッグフードを選ぶべき?

特に気にしなくても大丈夫です。

特定の犬種専用に調整されているのでダメというわけではありませんが、結局はワンちゃんの体質次第ですのでそこまで神経質になる必要はありません。

当サイトでおすすめしているフードもそうですが、良さそうなメーカーのドッグフードをあげるとよいでしょう。

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